フリーランスのエージェントの存在は知っているけど、面談でどんなことを聞かれるんだろうと、思っている方は必見の記事です。
ぼくはフリーランスのエージェントの面談を5社以上はやったことがあり、大体聞かれる内容は同じでした。なので、これからいうことを抑えてもらえればフリーランスのエージェントの面談は対応できます。
目次
1.過去の経歴と実績
用意しておくといいものは下の2つです。
・職務経歴書
・ポートフォリオサイト
なぜ、この2つが必要かというと、何が作れて、どのくらいの経験があるかをエージェントが知っておく必要があるからです。
面談の際に、この2つがあると便利です。公開許可をもらっている案件はぜひポートフォリオサイトに載せておくと自分のスキルを説明するときに便利です。
もし、公開許可をもらっている案件がない人は最低限、職務経歴書でクライアントの社名を伏せて書いておきましょう。例えば「ユーザー数100万人のマッチングサービスのフロントエンド部分を開発していました。」という風にどんなサービスをどの部分を開発していたかをわかるように書くと伝わりやすいです。
なので、最低限PDF等で職務経歴書は用意しておきましょう。
2.自分の強み
自分の強みは当然ながらはっきりさせておいた方がいいからです。なぜなら他にもあなたが利用しているエージェントの中にはあなた以外にもフリーランスがいるからです。そして、あなたが応募している案件には他のフリーランスも応募している可能性があります。複数人と面談してその中から一人を選ぶ方がクライアント的にもいいだけでなく、エージェント的にも信頼が上がります。
なので、エージェントでも競争にさらされていることを意識しなければなりません。
例えば、「React.jsやWordpressコーディングだけでなくWebデザイン面も制作できる」や「使える言語の豊富さ」、マーケターの方なら「これくらいの売り上げを立てたことがある」など自分の強みを考えてみましょう。
3.いつから稼働を開始できるのか
シンプルにいつから稼働を開始できるのか、答えればOKです。
フリーランスになるかどうか迷っている段階で面談している場合はそのことを正直に伝えましょう。
4.希望する条件
金額面ももちろんですが、常駐なのかリモートなのかなど働き方に関することなども聞かれます。
ちなみに今のフリーランスのエージェントの状況だと、リモート案件は少ないです。一応、リモート案件を多めに扱っているエージェントもあるのですが、僕が知っている中だと2つ程度で案件数も少なかったりします。
リモート案件が欲しい場合は、最初は常駐で信頼が構築できたらリモートにするのが現実的です。なので、エージェントにはできればリモートがいいことを伝えつつ、リモートに移行するのが可能な案件を紹介してもらうのがいいと思います。
4.確認しておいた方が2つのいいこと
時給は分単位で出るのか
報酬の金額の設定ですが、エージェントやクライアントが使っている打刻システムで稼働時間を測ります。それが分単位で出るところもありますが、1時間未満切り捨てのところもあります。プロジェクトに参画した後に「1時間分払われていなくない?」とならないよう確認しておきましょう。
支払いサイクルと契約サイクル
何日締めで、いつ振り込まれるのかはキャッシュフロー的にも大事なので、絶対確認しておきましょう。Webサイト上に書いてあるエージェントもありますが、記載がないところもあるのでない場合は必須です。
あと、もう1つ確認しておいた方がいいことは契約サイクルです。何ヶ月毎の更新なのかは聞いておきましょう。これもエージェントによって違います。例えば、最初だけ3ヶ月の更新で、それ以降は6ヶ月更新というところや、最低6ヶ月は必須など、バラバラです。確認しておいた方が予定も立てやすくなります。
面談してから案件を紹介されるまでの流れ
エージェントの担当者との面談について話してきましたが、軽くクライアントとの面談についても触れたいと思います。
案件が紹介されるまでの流れは下のような感じです。
①エージェントの担当者から案件紹介の連絡くる
②あなたが応募するかどうかの返信をする
③書類選考が通れば、エージェントの担当者と一緒に面談をする
④大体1週間以内合否が届く
この流れの中で一番気になるのは、クライアントから何を聞かれるかですよね。大体聞かれることはエージェントの担当者との面談で聞かれたことです。それに加えて「どうして弊社を希望されましたか?」やスキルがマッチしているかなど聞かれます。この辺りはエージェントの担当者に事前にどんなことを聞かれるのかを聞いておくと対策が打てます。
以上がフリーランスのエージェントの面談についてです。
これでだいぶイメージが湧いたと思います。この記事を参考に充実したフリーランスライフを送ってください。